VAIO
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VAIO Duo 11の魅力の一つ、それは“スライダーハイブリッドPC”の名にもあるように、
ディスプレイがスライドすることにより、キーボードスタイルとタブレットスタイルに切り替わる機構である。
ディスプレイが「スコンッ!」と上がるのが、最高にキモチイイ!
スタイルがぁ~~~
今変わったっ!!
と気持ちも切り替わる。
ビデオでは、ボクが高校1年の時に買ったWM-FX808、MZ-EPS11、そしてVAIO Duo 11。
このスコスコ感が、好き。
底面のゴム足のグリップ力と、ディスプレイを引き上げる、力が、いい感じにバランスしている。
そのため、片手でディスプレイをスッと持ち上げると、気持ちよくディスプレイが立ち上がる。
試作段階で試行錯誤されたんだろうなぁ、と開発者さんのご苦労を思う。
そして素晴らしいものができた。
ボクが中学生の時に発売されたウォークマン「WM-EX88」のボタンを隠すためのシャッターの動きを思い出した。
「ボタンがしまえるウォークマン♪」CMソングも懐かしい。
ボクが高校生の時に発売された第2世代のMDウォークマン「MZ-R2」も、WM-EX88のようにシャッターが気持ちよかった!
シャッターを指の腹で移動させると、ちょうど可動範囲の中間にバネの強さの山があり、そこを通過すると、気持ちよくスコッと反対側へ収まる。
このメカの気持ちよさは、ソニーのお家芸だと思う。
ボクがソニーファンになったのは、この気持ちの良いメカの動きに惹かれたと言ってもよい。
メカの気持ちよさは、商品の性能を表すためには重要な要素であると思う。
そういった意味で、VAIO Duo 11のディスプレイは、とてもソニーらしい商品であると思う。
ウォークマンのような、小型の商品でも、小気味の良いメカを作ってきたソニーならではのパソコンであると思う。
多くの製品がタッチパネル化されると、ハードウェアキーは少なくなり、コストダウンにはつながる。
しかし、ヒトはメカの動作を、本能的に欲していると思うのだ。
こういった“メカ”が楽しめる製品は、少なくなってきた。
実際、VAIO Duo 11を友人に見せると、
“スコン!スコン!”とキーボードを出したり、しまったりする。
その度に、
「おぉ~!」
「いいねぇ~!」
という声が聴ける。
もはや、友人の感嘆の声を聴くためのマシーンである(笑)
VAIO Duo 11を持っていると、そんな友人の反応も楽しい。
持っていると楽しい。
これって、ソニー商品の魅力なんだよねぇ。
あーきもちいい。
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