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VAIO Duo 11にソニーを見た

VAIO Duo 11にソニーを見た(SVD11219CJB、SVD1121AJ)

VAIO Duo 11の魅力の一つ、それは“スライダーハイブリッドPC”の名にもあるように、
ディスプレイがスライドすることにより、キーボードスタイルとタブレットスタイルに切り替わる機構である。

ディスプレイが「スコンッ!」と上がるのが、最高にキモチイイ!

スタイルがぁ~~~

今変わったっ!!

と気持ちも切り替わる。

VAIO Duo 11

ビデオでは、ボクが高校1年の時に買ったWM-FX808、MZ-EPS11、そしてVAIO Duo 11。

このスコスコ感が、好き。

底面のゴム足のグリップ力と、ディスプレイを引き上げる、力が、いい感じにバランスしている。
そのため、片手でディスプレイをスッと持ち上げると、気持ちよくディスプレイが立ち上がる。
試作段階で試行錯誤されたんだろうなぁ、と開発者さんのご苦労を思う。
そして素晴らしいものができた。

ボクが中学生の時に発売されたウォークマン「WM-EX88」のボタンを隠すためのシャッターの動きを思い出した。

「ボタンがしまえるウォークマン♪」CMソングも懐かしい。

ボクが高校生の時に発売された第2世代のMDウォークマン「MZ-R2」も、WM-EX88のようにシャッターが気持ちよかった!
シャッターを指の腹で移動させると、ちょうど可動範囲の中間にバネの強さの山があり、そこを通過すると、気持ちよくスコッと反対側へ収まる。

このメカの気持ちよさは、ソニーのお家芸だと思う。
ボクがソニーファンになったのは、この気持ちの良いメカの動きに惹かれたと言ってもよい。
メカの気持ちよさは、商品の性能を表すためには重要な要素であると思う。

そういった意味で、VAIO Duo 11のディスプレイは、とてもソニーらしい商品であると思う。

ウォークマンのような、小型の商品でも、小気味の良いメカを作ってきたソニーならではのパソコンであると思う。

多くの製品がタッチパネル化されると、ハードウェアキーは少なくなり、コストダウンにはつながる。

しかし、ヒトはメカの動作を、本能的に欲していると思うのだ。

こういった“メカ”が楽しめる製品は、少なくなってきた。

実際、VAIO Duo 11を友人に見せると、

“スコン!スコン!”とキーボードを出したり、しまったりする。

その度に、

「おぉ~!」

「いいねぇ~!」

という声が聴ける。

もはや、友人の感嘆の声を聴くためのマシーンである(笑)

VAIO Duo 11を持っていると、そんな友人の反応も楽しい。

持っていると楽しい。

これって、ソニー商品の魅力なんだよねぇ。

あーきもちいい。



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